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毛呂山町手話言語条例が全会一致で可決

毛呂山町議会が手話言語条例を全会一致で可決。ろう者の権利と理解促進を図る。
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令和元年第2回毛呂山町議会定例会が、6月11日午前9時30分に開かれた。

議題は、毛呂山町手話言語条例を含む、三つの主要な項目が挙げられた。この議会では、手話言語の理解と普及を図るための条例が可決された。

生活福祉常任委員会の委員長である下田泰章議員は、手話言語条例についての報告を行った。彼は、手話を使用する環境整備が必要であり、手話が言語として広く理解されるべきだと強調した。ろう者が自らの考えや希望を伝えるためには、手話が不可欠であると説明した。

また、手話通訳派遣事業の継続に加え、新たな施策についても検討が必要であるとの見解が示された。課長は、「どういった施策が求められるかの洗い出しを進める」と述べた。

さらに、災害時における情報伝達の重要性も議論された。聴覚障害に配慮した情報伝達手段の確立が求められるという意見が出された。災害時の対応については、聴覚障害者への情報提供が遅れないよう、様々な方法を検討する必要があるとのことだった。

議案採決の結果、議案第26号である毛呂山町手話言語条例は、議員全員の賛成により、可決された。賛成討論において、澤田巌議員は「ろう者の人権が尊重され、共生社会の実現に寄与する」との見解を述べた。

また、岡野勉議員も、条例制定に向けた請願が背景にあることを指摘し、手話に対する理解が深まることを期待したと述べた。

続いて諮問第1号として、人権擁護委員候補者の推薦が議題に上がり、井上健次町長が市川一正氏の推薦を説明した。議会はこれに異議なく承認し、人権擁護委員候補者は無事推薦された。

そして、議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する議題に移り、委員長からの申し出が全会一致で承認された。本日の日程はすべて終了し、議会は午前9時45分に閉会した。

議会開催日
議会名令和元年第2回(6月)毛呂山町議会定例会
議事録
タイトルの評価新条例の可決内容と議会の重要議題を適切に反映している。
説明文の評価議会の主要内容が簡潔にまとめられ、理解しやすい形式が保たれている。
本文の評価会議録からの情報を基に議題や討論内容を網羅的に記述した。

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