令和5年9月6日、毛呂山町議会の定例会が開催され、様々な議題が提起された。特に注目されたのは、交通安全対策とふるさと納税の今後の方針についてである。
町道の交通混雑に関して、澤田 巌議員は武州長瀬駅北交差点附近の信号機について、時差式信号の導入を提案した。また、川角小学校前の右折車両の渋滞についても、右折車線の必要性が指摘された。小峰 浩生活環境課長は、交通現場の実態を把握し、必要に応じ西入間警察署と連携して対策を実施していくことを約束した。
ふるさと納税については、山口 貴尚まちづくり整備課長が、10月から厳格化される新ルールに伴い、寄附金の半分以下の経費に抑える必要があると説明した。これにより、寄附品の魅力を落とさずに経費を見直す方針が求められている。今後は地域資源の見直しやPR戦略なども検討し、寄附額の増加に努めるとのことだ。
また、認知症対策においては、串田 和佳高齢者支援課長が、高齢者の見守りシール配付などを通じて地域住民の事前登録を進めていることを説明した。今後も支援体制を強化し、住民の理解を得ることに努めるとしている。特に、2040年問題への対策が急務であるため、施策はますます重要になるだろう。
さらに、道の駅の整備に関して、設置基準や登録方法についての説明があり、特に防災面での役割が強調された。小峰課長は、道の駅が地域経済や雇用の活性化に寄与することを期待していると述べた。これは地域振興に大きく寄与する可能性があるため、今後の展開に注目が集まるところである。