令和3年第2回毛呂山町議会定例会が開かれ、議員からの町政に対する一般質問が数多く行われた。
初めに、議員からは新型コロナウイルス感染症への対応についての感謝の言葉が述べられた後、教育・子育て環境の充実が求められた。特に、町長に就任した髙沢教育長に向けて、教育行政の推進を期待する発言があった。小峰明雄議員は、教育行政全般について問うと、髙沢教育長は、前任の粟田氏から引き継いだ責任を感じ、教育の充実に向け努力する意向を示した。
次に、小峰議員からは、道徳の教科化について、新指導要領のもとでの評価方法や授業の効果について質問があり、学校教育課長は道徳の授業が自己の生き方を考える機会を提供すると説明し、実態に即した支援を強調した。また、学校施設の環境整備、特に小中学校のトイレの洋式化が急務であるとの指摘があり、町長は児童の健康を第一に考え、改修を約束した。さらに、教育総務課長からは給食費の公会計化の進展について質問があり、教育総務課長は公会計化が進んでいる近隣市の状況を説明し、町での実施の方針について言及した。
また、川角駅周辺整備事業に関しての質問も行われ、各学校からの寄附金を背景に進められた事業の状況と、周辺住民の声を反映させる協議会設立の重要性が語られた。
次に、奨学金返還制度の導入が求められ、企画財政課長はこの制度が若者の定住促進に寄与する可能性について言及し、検討の姿勢を表明した。また、地方創生臨時交付金の取り組みについても、使途が明確化され、その効果についても今後評価されることが確認された。
最後に、流鏑馬伝統文化の継承についても議論され、町長は流鏑馬サミットにおける後継者育成や文化財保護について積極的に取り組む意向を示した。地域の宝としての流鏑馬が文化的イメージを高め、観光振興につながることへの期待も述べられた。