令和4年3月2日、毛呂山町議会において定例会が開かれ、町政に関する質問が行われた。
下田泰章議員は、平和の祭典を謳った北京オリンピックとロシアのウクライナ侵攻に言及し、町の政策の将来像を問うた。また、少子高齢化に対応した施策の成果可視化の重要性を訴えた。
さらに下田議員は、ホームページの有効活用について質問し、情報発信の重要性を強調した。小峰一俊企画財政課長はホームページのリニューアルについて説明し、多機能の活用が町民にとって利便性を高めることを述べた。
また、下田議員は駅周辺の活性化について、町の将来像と「輝く緑 輝く瞳 輝くまち もろやま」にどのように反映されるかを尋ねた。各課の取り組みが一貫性を持つことの重要性を指摘し、町政運営における共通課題の認識を確認。小峰一俊課長はその意見に賛同した。
次に、教育に関する質問が続いた。特にウィルスの影響を受けた不登校児童生徒へのサポートが議題となり、土屋浩一学校教育課長は、ICTの活用を通じた支援やメンタルサポートの重要性について述べた。特に、病気で入院中の子供へのリモート学習支援が期待される。
また、福祉会館についての議論もなされ、エレベーターの設置計画について検討が進められており、加藤副町長はこの整備について住民に対する説明責任の重要性を強調した。整備が進むことで、町民が安心して生活できる環境が整えられることが期待されている。
最後に、川角駅周辺の地区整備事業についての進捗が報告され、駅の改善が地域に与える影響が問われた。事業の進展が町の発展に繋がるとして、早期の解決が望まれている。