令和元年6月7日、毛呂山町において第2回定例会が開催され、複数の議案が審議されました。
まず、手話言語条例について、井上健次町長が提案し、聾者と非聾者の共生を目的とすることが強調されました。質疑はなく、生活福祉常任委員会に付託されました。
次に、税条例の一部改正が議題となり、単身児童扶養者の個人住民税非課税措置についての質疑がありました。大澤邦夫税務課長が、改正の経緯を説明し、施行日が令和3年である理由を明らかにしました。続いて、家庭的保育事業に関する基準等の改正が提案され、代替保育の提供に関する質疑も行われました。
放課後児童健全育成事業の基準に関する改正案が審議され、こちらも特に問題がない旨の報告がありました。農業集落排水処理施設や水道事業給水条例に関する改正もあり、特に消費税法改正に伴う改正内容が説明されました。
特に注目されたのが、令和元年度一般会計補正予算の提案です。井上町長は、プレミアム付商品券事業の費用や感染症予防事業費補助金など、多岐にわたる用途に対する補正の必要性を説明しました。
佐藤秀樹議員からは、その詳細についての質問が続き、補正事業の透明性や効率性が議論されました。
最終的に、福祉会館特定天井等改修工事請負契約の締結に関する議案が審議され、落札率が89.76%の案が原案通り可決されました。今後この工事がどのように進行するのか、注視されるところです。