令和元年第3回毛呂山町議会定例会が開催された。
町長の井上健次氏は、経済情勢について言及した。
財務省の報告によると、個人消費は堅調であり、雇用情勢は高水準で推移しているとされる。
一方、10月からの消費税引き上げに伴う影響にも注意が必要だと強調した。
また、毛呂山町出身の瀬戸大也選手が世界水泳選手権で金メダルを獲得したことを紹介し、来年の東京五輪に向けて町を挙げての応援を表明した。
新たにもろバスの運行開始や、子育て支援関連事業についての進捗も報告された。
井上町長は生活交通確保維持改善計画に基づく新たなもろバスの運行や、学童保育所の整備工事の進捗状況を発表した。
さらに、毛呂山町スマートシティ協議会の提案が先行モデルプロジェクトに選定されたことにも触れ、今後の取り組みについて説明した。
また、水道事業における老朽管更新工事や、道路維持管理に関する補修工事の計画も明らかにした。
町長は、教育関連事業、空き店舗利活用事業などにも言及し、地域の活性化を期待した。
本定例会では、提案された案件として条例の制定や補正予算など合計23件があり、今後の慎重な審議を求めた。
議会の日程についても詳しく説明され、9月3日からの一般質問開始が告知された。
今定例会は、教育、交通、観光、福祉など多岐にわたる施策が提案され、住民の生活向上に向けた議論が期待されている。