令和2年第1回毛呂山町議会定例会で、予算訂正が行われた。この会議は特別な休会の日に開催され、議案第12号の訂正について討議された。
井上健次町長は、令和2年度一般会計予算の訂正理由を説明した。3月2日に提出した議案に基づき、事業に関連する意見を伺うための機会を求める必要があると述べた。
特に町道第3730号の整備事業と川角駅周辺地区の整備事業に関する意見を住民に聞くことで、合意形成を重要視した。この理由から、予算計上からの減額を求めた。
訂正の内容には、歳出の町道第3730号路線概略設計業務委託料200万円の削除が含まれる。さらに、川角駅周辺地区整備事業関連の費用も削除された。
井上町長は、歳出計上の具体的な変更点についても言及した。消耗品の費用は80万円から40万円に訂正され、多数の委託料も見直しされることが決定した。これにより、財政調整基金の積立金も変更があった。
全体の予算総額には変更がないと強調し、議案の承認を求めた。議長は、議員からの異議がないことを確認し、議案第12号は許可された。
この議会での決定は、今後の事業推進に大きく影響を与えることが予想され、住民とのコミュニケーションの重要性が再認識された。