令和2年度毛呂山町一般会計補正予算(第2号)に関する議会が開催され、特に新型コロナウイルス対策が焦点となった。
井上健次町長は、町民と医療従事者への支援を強調した。新型コロナウイルスの影響で、町内の医療機関へ2,000万円の支援が決定され、また飲食店や中小企業への応援金として、500件を上限に10万円ずつ支給される見込み。これにより、経済の活性化を目指すと述べた。
議案第32号では、特に子育て世帯への臨時特別給付金や学校教育を支援するタブレット端末の購入が含まれ、町内の教育格差を解消するための取り組みが進められる。多くの教育関連者が期待を寄せる中、子供たちの学びを保障するために慎重な予算配分がなされている。
また、待機中の給付金申請に関する質疑が重なり、町の対応として、町民が円滑に申請できるよう努めていると説明された。特に、自宅でのオンライン授業の実施に向けた環境整備が進められる。これは、今後の町民に対する教育支援の一環として捉えられている。
参加した議員からは、議案に対する賛成意見が相次ぎ、今後の施策に期待が寄せられた。井上町長は、町民と連携して経済再生を目指す意欲を示し、さらなる支援策の展開を誓った。議案は全会一致で可決され、今後の進展に注目が集まる。