令和元年の毛呂山町議会定例会において、町道7号線の舗装の問題が議論された。
特に、路面の凹凸が大型車両通行に伴い、振動や騒音の苦情が寄せられていることに焦点が当てられた。また、町道の設計や施工に関して、瑕疵担保責任についても言及された。議員からは、施工業者の管理が不十分であるとの意見が出され、今後の対応が求められている。
次に、地番表示に関する提案もあった。議員は近隣の市町との比較を通じて、名板の設置を促進する重要性を強調した。特に高齢者や外部からの訪問者が容易に道を認識できるよう、地番表示の拡充が望まれるとの意見が一致した。また、開発事業者に名板の設置費用を負担させる提案も出された。
さらに、ふるさと納税の増収戦略についても焦点があたった。寄付金の現状は469件、845万4,660円であり、他の市町に比べ少ないことが指摘された。返礼品数を増やえることが急務であり、町の特産品を活かしてより多様な品を開発することが求められている。観光大使である瀬戸大也選手の起用など、新たなアプローチにも期待が寄せられた。
最後に、AEDの屋外設置についての議論がなされた。現状では屋内設置がほとんどであり、防災上の観点からも早急な対応が必要であるとの意見が多くあった。具体的な設置場所や運用方法について、先進自治体の事例を参考に研究する方向で進められる見込みである。