令和5年第1回毛呂山町議会定例会が、3月6日午前9時30分に開会され、町政に対する一般質問が行われた。
澤田巌議員は、自転車利用者のヘルメット着用について質問した。改正道路交通法により、自転車ヘルメットの着用が努力義務化される中、町の対応策を求めた。皆川謙一郎生活環境課長は、啓発活動を行い、購入補助金の計上を今後検討すると述べた。ヘルメット着用が義務化された場合の対象拡大を検討する意向も示した。
二番目の質問では、澤田議員は免疫力強化に関する施策を尋ねた。小泉雅昭保健センター所長は、健康維持のための睡眠や運動、食生活の重要性を説明し、特に「健幸づくりのまち」施策下で住民の健康意識向上を図るとの方針を伝えた。これにより、町民の健康促進が期待されると強調した。
続いて、河川の汚染対策についても論じられた。澤田議員は、プラスチック汚染の現状と河川の水質状況を確認し、それに伴う環境対策を提言した。皆川課長は、年4回の水質検査を行い、環境基準を下回っていることを報告した。
最後に、少子化対策についての質問では、議員が町の婚活イベントの成果と今後の支援ネットワークの活用策を询ねた。小峰一俊企画財政課長は、イベントが応募者数を超える盛況だったことを述べつつ、今後も施策を強化する意義を説明した。
本日の議会では、町の健康政策と環境問題が重要な論点として取り上げられ、議員たちは町政運営の改善と地域住民の幸せを促進するための具体的施策を議論した。