令和5年第1回毛呂山町議会定例会が3月1日に開会した。
本会議では、最初に会議録署名議員として佐藤秀樹議員、荒木かおる議員、千葉三津子議員が指名された。
次に、会期の決定が行われた。議会運営委員長の長瀬衛議員が報告を行い、会期は3月1日から16日までの16日間とされることが決定される。長瀬議員は、各委員及び議長と共に、議案や議事日程について慎重に審議したと述べた。
井上健次町長は町政に対する一般質問が行われることと、昨年12月に達成した毛呂山町出身の瀬戸大也選手の金メダル獲得を挨拶で触れ、町民のさらなる応援を呼びかけた。
また、議会においては、神山和之議員の辞職も正式に発表された。議長が職員に辞職願を朗読させ、辞職が許可された。(神山議員は一身上の都合により辞職したい旨を述べた。)
この他、町長は新年度予算編成についても語った。令和5年度一般会計の予算規模は105億3,500万円、特別会計などを合わせた総額は191億1,271万7,000円となる。昨年と比較し、3.03%の増加が見込まれるという。
その中で、特に子育て支援や保健事業、生活環境事業においての取り組みが強調され、子供医療費の対象年齢拡大や、保育園の給食費補助が進められる予定である。
さらには、近年の異常気象に対応した教育施設の空調設備整備など、地域の発展に向けた具体的な施策が提案され、議員らがその内容を真剣に受け止めている様子が見受けられた。
今回の定例会では、町民の声を反映させた地域づくりが今後も継続されることが期待される。