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熊谷市定例会開催、ごみ収集・水道供給等主要問題が議論

令和6年6月定例会で熊谷市の市政に関する一般質問が行われた。ごみ収集、安全な水道水供給、子どもたちの安全対策など多くの重要な議題が討議された。
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令和6年6月定例会が6月18日に開催され、様々な議題が討議された。市政に関する一般質問が行われた。特に注目されるのは、環境や生活に直結するごみ収集と水道水供給の問題である。

最初に、26番の三浦和一議員がごみ収集方法の検討について質問した。近年増加するごみ置場に関する地域住民の相談について、三浦議員は「自治会が直面する問題は多く、持続可能な開発目標(SDGs)の観点からも、自治体として真剣にごみ問題を考える必要がある」と強調した。特に戸別収集の導入が難しい理由として、コストや人員体制の問題が挙げられた。

続いて、水道水供給の安全性についても多くの質問が上がった。腰塚菜穂子議員は「水道事業の所管が厚生労働省から国土交通省、環境省に移管された目的や影響について確認したい」と述べた。水道水の品質を維持するための予算確保が今後の課題であると述べられた。

次に、教育現場における安全対策、特に小・中学校の危機管理マニュアルに関する質問が林幸子議員から寄せられた。最近あった登下校中の事故を引き合いに出し、「子どもたちの安全を守るための具体策と、定期的な見直しが必要だ」と指摘した。また、学校におけるAEDの普及や運用体制についても質問が出された。

さらに、江田大助議員はあんしんコール事業に関して、固定電話を持たない高齢者が益々増えている現状を受け、利用可能な通信手段の見直しを求めた。「携帯電話での利用も視野に入れての検討が必要である」と訴えた。

最後に、池井光吉議員が熊谷市の災害対策について、多くの具体的なデータをもとに質問した。住民の避難所利用状況などを紹介しながら「特に高齢者や障がい者を含む要支援者の避難について、周到な準備が求められる」と訴えた。

議会開催日
議会名令和6年6月定例会
議事録
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