令和2年3月の定例会において、不登校の子どもたちの支援や治水対策、教育改革についての一般質問が行われた。特に、治水対策については、今年度の台風影響を受け、強化が求められているとされており、守屋 淳議員は、過去の災害を振り返りながら、今後の治水対策とその必要性を強調した。具体的な質問では、浚渫作業の進捗状況や、雨水桝、排水溝の清掃、旧大里地区の堤防の安全性についても言及され、回答として、澤田 英夫建設部長は、準用河川への巡視点検や浚渫作業の実施について説明を行った。
加えて、教育改革についても言及され、小林 一貫議員は、2020年度から始まる新たな教育方針やICTの導入計画について質問した。教育長からは、教育環境の整備が進められ、予算案において必要な資材や教育機器の導入が行われる旨の回答があった。
また、紙おむつ給付事業について、理解を得るため社会福祉協議会が実施しているが、利用者が少なすぎるという疑問点も浮上した。福祉部長は、受給資格や補助の状況について説明し、特に介護ための支援を今後強化する必要性を訴えた。
これにより、不登校の子どもたちや高齢者の支援策が求められる中で、地域社会と一体となった支援が盛り上がり、熊谷市における公共サービスが充実していくことが期待される。また、全般的に、現場の実情に耳を傾けた施策展開が重要視されている。