令和6年6月5日、北本市議会は定例会を迎え、議会運営が行われた。
本会議では、会期が22日間に決定し、6月26日まで行われることが明らかにされた。議長の滝瀬光一氏は、開会の際に、「本日は議会開催にあたり、心より感謝申し上げる」と述べた。
また、議事の流れとして、市長提出議案の一括上程が行われ、三宮幸雄市長が提案理由を説明した。市長は、「北本市学童保育室設置及び管理条例の一部改正など、合計7件の議案を提出しました」と述べた。
特に、議案第34号の学童保育室設置に関する内容が注目され、市民のニーズに応えるため新設を計画していることが強調された。
さらに、議案第39号では、令和6年度北本市一般会計補正予算について説明があり、歳入歳出の合計が253億481万円で、約8億8460万円の追加が計上されている。特に、児童福祉費の増加に伴う保育環境改善や、新型コロナウイルス予防接種関連の予算が含まれているとの説明があった。
市政概要報告においては、新井信弘副市長が発言し、6年1四半期の市政状況を報告した。「低所得世帯への給付金に関して5,571世帯への支給が完了しており、支給を望む方々への通知も進めています」と述べた。
教育関係の報告では、神子修一教育長が学校状況を説明。「小中学校の児童数は、昨年度と比較して減少している」とし、新たに小学校に学習支援室を設置した方針も説明された。
議論の中で、教育活動の改善に向けた取り組みが重要であるという認識が共有され、さらなる発展が期待されている。全体として、議会は透明性を持って市民に貢献する施策を打ち出すために進展していると指摘された。