令和6年6月19日、北本市議会において、永井司議員が中心となり、市政に対する一般質問を実施した。議員は、投票率を高める施策や待機児童問題、地域公共交通に関するさまざまな施策について発言を行い、具体的な提案を提示した。
特に目を引いたのは永井議員が取り上げた投票率向上策で、地域の高齢者が投票所に行くのが難しいため、投票所の増設を求める意見があった。さらに、済においては、「現状、見直しが難しい状況」だと、吉見昭選挙管理委員会事務局長が話した。
また、子育て環境についても多くの関心が寄せられ、工藤日出夫議員が待機児童問題や子育て応援事業の改善を求める声を上げた。具体的には、こども商品券が使い勝手が良くなるよう収益店舗の拡大が必要であると指摘した。
議会は、安心して子育てできる環境の重要性を強く認識し、市民の意見を大事にしながら施策を進める必要性があるとの認識が広がった。そこで、子育て支援や待機児童解消に関する施策の進捗を確認することとなった。
加えて、地域公共交通に関する質問も登場し、市内の路線バスの減便について齊藤市民経済部長が現状の説明を行った。これに対し、住民からの不安の声も受け、持続可能な交通網を確保する重要性が再確認された。