令和3年3月24日、北本市議会での定例会が行われた。議事の中で、議案第19号から議案第26号に至るまで、多数の議案および請願が扱われた。
多数の議案が審議され、重要な決議が可決された。特に、新型コロナウイルス感染症に関連した施策や予算は注目される中、議員からの質問や討論が活発に行われた。特に、「議案第2号」令和3年度北本市一般会計予算に関する質疑では市民の生活に深く関わる問題が浮上した。
議員の間では、新型コロナウイルス感染症の影響による市税の減収についての討論が行われた。中村洋子議員は「コロナ禍で収入が減少している市民に配慮した予算編成が求められている」と強調した。これに対し、他の議員からは「必要な行政サービスや施策に必要な予算の確保が重要だ」との意見も寄せられた。出される予算案に対しては賛成意見と反対意見が並び、議論が尽くされた。
また、議案第13号に関連する質疑では、介護保険の保険料引き上げについて議論が交わされ、賛成・反対の討論が展開された。内部で支出の妥当性を巡る討論が繰り広げられ、市民の受け取るサービスの質が求められる状況の中で、その必要経費を賄う新たな保険料設定の難しさが浮き彫りになった。
さらに、選択制夫婦別姓や婚外子に関する意見書も提出され、多様性を受け入れる必要性が議論された。議員間での意見の相違が顕著に現れ、今後の地方自治体における性別、家族制度のあり方に多くの期待が寄せられる結果となった。
最後に、選挙管理委員会の委員選出や議会の閉会についても進行され、無事に採決や選挙が行われた。議会は市民の生活に直結する政策について討議する場であり、これからのビジョンを描くことはそのまま市民の未来に影響することから、各議員の責務は重いと再認識される会議となった。