令和2年第2回北本市議会定例会が、令和2年6月26日に開催され、
議案が可決された。
この会議では、複数の重要議案が審議された。
その中でも特に焦点となったのは、
議案第44号「北本市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正」及び
議案第66号「令和2年度北本市一般会計補正予算(第4号)」である。
まず、議案第44号に関して、今関公美総務文教常任委員長は、
この改正が新型コロナウイルス対策に関連する特別勤務手当を含むものであると述べた。
また、質疑の中では、感染症対策のために必要な業務に対する手当の支給が求められている点が指摘された。
次に議案第66号については、岡村有正議員が、
補正予算の内容について具体的に説明した。予算には,
低所得者向けの介護保険料軽減や、
新型コロナウイルス対策、さらに教育分野におけるICT機器の整備費が盛り込まれている。
この中で、彼は「一般会計補正予算は276億9,667万円に達し、
その中には教育ICT関連として2億5,501万9,000円も計上されている」と述べ、
子どもたちへの学びの保障が重要であることを強調した。
さらに、議員から、
新型コロナウイルスの影響で子どもたちの教育現場が困難に直面している状況が議論された。
教育環境の整備が急務であり、
オンライン学習環境が必要とされているとの意見が多数出された。
健康福祉常任委員長の松島修一議員からは、
新たな児童館の設置及び管理など、
児童や高齢者への支援が強調された。
議案は可決され、その後は議会改革特別委員会が設置されることとなる。
また、この定例会では、議員の選任や、
議会改革特別委員会正副委員長の互選が行われ、
透明性や市民の信頼を高めるための
措置が講じられることが決定された。
議会全体の機能向上に寄与することが期待されている。