令和6年3月北本市定例会が開催され、特定健診やがん検診の受診状況が話題に上った。特に、受診率は新型コロナウイルスの影響で一時的に落ち込み、その後徐々に回復傾向にあるとされている。また、特定健診受診者の中で人間ドックを選択する方も増加しており、需要に応じた検査方法の多様化が求められつつある。
特定健診対象者への勧奨が進められ、受診率が向上することが期待されているが、市民の健診内容へのニーズも高まっている。特に、バリウムを使用した胃がん検診の安全性に懸念が示され、内視鏡検査の導入が求められている。自治体により様々な選択肢が提供される中で、北本市も人間ドックに関する選択肢を検討している。
また、環境保護の観点から、ごみ減量の取り組みも報告され、プラスチックや段ボールコンポストの導入が提案された。市は様々な施策を通じて市民の意識を高め、ごみ減量へ向けた具体的な行動を促すことを計画している。具体的な事例として、段ボールコンポストの普及啓発や使用方法の周知が挙げられる。
空き家対策も重要な議題となり、空き家が増える中で「お家の終活ノート」が配布されている。具体的な対策が取られる中で、今後の取り組みに期待が寄せられている。このノートは、空き家を防ぐ手段として家族間の話し合いのきっかけにもなるとされている。
最後に、SDGsの推進についても話が及び、地域全体で意識を高め、具体的な施策を実施する重要性が強調された。市民に身近な取組を通じ、持続可能な社会づくりが求められる。