令和2年第1回北本市議会定例会が3月2日、北本市役所で開かれた。
本日の議事では、会期延長が議題に上がった。三宮幸雄市長は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、定例会を予定通り続行し、会期を8日間延長したいと考えていると強調した。この計画に対して出席者から異論は出ず、無事に承認された。
また、議案第8号では、令和元年度の北本市一般会計補正予算(第7号)について質疑が行われた。議論は活発であり質疑は短時間で終結し、その後の討論も賛成意見が多数を占めた。議案は原案通りに承認され、北本市の予算計画が滞りなく進行していることを示した。
さらに、議案第23号に関する質疑では、鴻巣行田北本環境資源組合の事務変更に伴う報告が行われた。この議題について工藤日出夫議員が発言し、組合解体に伴う懸念を表明した。工藤議員は「約6年間の努力が水の泡となることに危惧している。市民生活に接する問題であり、慎重な判断が求められる」と述べた。
後の質疑では、経済的影響をどう軽減するかについても触れられ、その重要性が強調された。市と商工会による支援策が必要であり、商工会に依存するのではなく、より広範な市民への周知が求められているとした。