令和5年6月8日、北本市議会が令和5年第2回定例会を開催した。
会期は本日から6月28日までの21日間に決定し、議事は順調に進んでいる。
議会運営委員長より報告された通り、会議録の署名を行う議員も指名された。
3番の小久保博雅議員と4番の斉藤章議員がその役割を担う。
市長の三宮幸雄氏が提案する議案は18件及び報告3件であり、その中には税制改正が含まれる。
特に、北本市税条例の一部改正の議案第33号では、森林環境税に関する規定が更新される。
また、工事請負契約の変更についての議案第34号もあり、新中央保育所の工事に関する契約内容が提案された。
三宮市長は提案理由の説明において、改正内容の背景を強調し、関心が示される。
また、監査体制の強化や地域経済の活性化に向けた取り組みが求められている中、議会は慎重に審議を行う。
この定例会では、市政概要も報告され、特にマイナンバーカードの申請支援状況に注目が集まる。
申請者数は53,526人、交付者は44,350人に上り、全市民の67.38%に達している。
新井信弘副市長は、これまでの努力を評価しつつ、さらなる対応の必要性を訴えた。
新井副市長は、職員の人事異動についても報告し、155人の異動を実施したことを明らかにした。
この異動は、職員の能力向上や業務の効率化を図るものである。
今後も市は、市民に対するサービスの向上を目指し、啓発活動や地域行事を通じて、市民の意識を高めることを目指す。
令和5年度の様々な施策も提示され、議員の間で意見が交わされる予定である。