令和2年第3回北本市議会定例会が9月4日に開かれ、数多くの議案と報告が審議されました。
議案第83号の固定資産評価審査委員会委員選任案は、議員全員の同意を得て採決され、承認されました。
続いて議案第84号の令和2年度北本市一般会計補正予算(第6号)に関する質疑が行われました。桜井 卓議員は、新型コロナウイルス感染症対策の支援が含まれる補正予算について詳細を問いただしました。その中で、約3億4,000万円の事業が新たに追加されることが述べられ、国からの交付金の限度額も提示されました。新井信弘行政経営部長は、市の持ち出し分について「約4,000万円程度」と回答しました。
さらに、議案第81号においては、第五次北本市総合振興計画の一部改定が提案され、新型コロナウイルス感染症の影響により、後期計画策定の1年延長が求められました。市長は、「地域社会の変化を確認する必要がある」と主張し、慎重な対応が必要とされています。
また報告第10号の財政健全化判断比率についての質疑も行われ、議案第77号から第88号まで、多様な議案が審議され、予算決算常任委員会に付託されました。
議請第2号についても意見書の提出を求める請願があり、さらなる議論が期待されるところです。議会は、政策を進めるための重要な役割を担い、各議案に対する質疑応答を通して市民参加の機会を深めています。