コモンズ

令和4年度決算、コロナ影響に苦しむも税収は増加

北本市議会で令和4年度決算の審議が行われ、歳入は254億円で微減も、市税は1.2%増加。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年第3回北本市議会定例会が開催され、令和4年度の決算に関する総括質疑が行われた。

本市の歳入決算額は254億3,936万1,828円で、前年度と比較し微減となった一方、市税については89億6,505万5,064円となり、1.2%の増加を示した。

また、歳出は239億4,025万3,272円であり、実質収支は12億4,756万6,000円に落ち着いている。しかし、単年度収支は2億4,864万円の赤字を記録した。

大嶋達巳議員が具体的な質疑に入る中、特に新中央保育所建設事業に関する進展が語られた。現在の進捗は、工事が着実に進められ、利用者の安全を考慮したデザインが施されているとのことだ。特に、進入路の拡幅の効果は期待されている。

加えて、電子申請システム事業は、令和4年度から本格導入され、多くの市民に利用されている。これは行政手続のオンライン化を推進するもので、職員の業務効率化にも寄与したとされている。

一方で、企業版ふるさと納税事業については、提案されたが寄附が得られなかったとして、今後の動向に期待が寄せられている。

また、健康診査事業や成人個別歯科健診事業についても詳細な質疑が行われ、受診率や事業実施の効果と課題が明らかにされた。特に、成人歯科健診事業では受診者数が減少し、その背景には様々な社会的要因が影響していると指摘された。

総じて、令和4年度に関する決算は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、徐々に回復基調にあり、特定の施策においては市民生活の向上につながっている様子が窺えた。市は引き続き、効率的な事業運営に努め、地域のニーズに応える姿勢を強調している。

議会開催日
議会名令和5年第3回北本市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事は会議録の内容を正確に反映しており、令和4年度決算に関する主要な議論や数字を含んでいます。
説明文の評価要約が議会の内容を正確に反映しており、決算の重要な側面を的確に表現しています。
本文の評価内容は会議録に沿っており、主要な質疑や説明を適切にまとめているため、問題はありません。

埼玉県北本市の最新記事

中央地区の最新記事

さいたま市上尾市伊奈町桶川市蓮田市 の最新記事です。