令和4年第4回北本市議会定例会が開催され、大勢の市議会議員が参加して市政に関する一般質問が行われた。
松島修一議員は、全国的に保育所での死亡事故が相次いでいることに触れ、その現状を踏まえた保育所の運営や実地検査の重要性について質問を行った。松島議員は、特に保育士の配置状況の確認を求め、事故防止のための実態把握や情報共有の仕組みを整える必要があると強調した。
続いて、学童保育についても問題提起がなされた。松島議員は、働く保護者の増加に伴い、学童保育の利用が増加していることについて指摘し、本市の現状と今後の課題について質問した。中村福祉部長は、学童保育室の利用増加に対応する施策を述べ、混雑状況の改善に向けた努力を説明した。
さらに、学校図書館の充実についても質問が上がった。草野教育部長は、学校図書館の利用促進や環境整備の取り組みを報告し、情報や設備の充実を図る方針を説明した。市内の各学校が協力し、教育活動として図書館を活用することの重要性が強調された。
また、北本市の起業支援についても言及された。この点については、創業相談窓口の設置や、創業支援に関する情報提供を行う施策が進められていることが答弁され、地域経済の活性化に向けた施策が期待されている。