令和元年第4回北本市議会定例会が開会した。
議長の滝瀬光一氏は会議の開始を宣告し、議事日程の報告を行った。
会期の決定については、議会運営委員長の報告に基づき、
本日より12月13日までの17日間の期間で進めることが決定した。
続けて、会議録署名議員に桜井卓議員と日高英城議員が指名された。
市長からは12議案の提出があり、その内容について
三宮幸雄市長が詳細に説明した。中でも、「北本市部設置条例の一部改正」などの改正内容が重要な議案として取り上げられた。
さらに、議案71号の「北本市国民健康保険税条例の一部改正」や、
72号の「教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の廃止」についても解説があった。
特に、議案75号の令和元年度北本市一般会計補正予算が447億円超に上る中、
民生費や教育費にかかる補正が重要視されており、議会からも注意深い意見が寄せられた。
市政概要報告では、吉野一副市長が11月14日に開催した若年層を対象にしたまちづくり意見交換会の成果について発表した。
この会議では、市の魅力開発と活性化に向けた料金に関する貴重な意見が集まり、
今後もこのような場を設けることが決定した。
教育面では、清水隆教育長が市内小・中学校での小中一貫教育の成果を強調し、それに基づく研究発表が
a良い結果をもたらしていると述べた。また、金婚祝賀会や北本まつりの成功を報告し、地域文化の活性に寄与した。
行政視察の報告では、視察先の射水市、加賀市、白山市の取り組みが紹介され、
特に射水市の子どもの権利支援センターが注目された。
このセンターでは、不登校や権利侵害を受けた子どもに対する支援が
goodな影響を与えているとされ、加賀市では業務の効率化に向けたRPA導入事業の成功例も紹介された。
最後に、今後の行政および地域活動の充実を図るため、議会からの積極的な関与が求められ、
滝瀬議長が散会を宣告した。