令和元年第1回蓮田市議会臨時会が、5月21日に開会した。
議会では市長の招集挨拶が行われ、新たに選任された議長と副議長の選挙が実施された。議長に選出されたのは中野政廣議員であり、副議長には鈴木貴美子議員が選ばれた。両者はそれぞれの立場から挨拶を行い、今後の議会運営への意気込みを示した。
また、議席の決定や新任者の紹介も行われ、新たに総務部長を引き受けた吉澤正剛氏や環境経済部長の折原宏道氏などが紹介された。次に、会期についてはこの日の1日間と定められた。
特に議第1号議案では、議会の会派数に応じて運営委員会の委員数を現行の6人から7人に増やす改正が提案され、異議なく採決された。また、議案第29号から議案第33号までの一括上程も行われ、市長からはそれに対する提案説明がなされた。
市長は、特に議案第33号で示されたシルバー人材センターの新築工事についての説明を行い、これが耐震化計画の一部であることを強調した。議員からは、この急施事件の必要性に疑問を呈する意見もあったが、結局、議案は可決され、新年度予算に基づく工事の契約が決定された。
また、議会運営委員会や各常任委員会の委員の選任も行われ、正副委員長の互選結果が報告された。すべての人事案件が滞りなく進行し、新体制が整ったことが確認された。
中野市長は最後に、議会に感謝の意を表し、蓮田市を埼玉一安心安全なまちにするための取り組みの重要性を語った。議会は午後3時35分に閉会となった。