令和3年6月21日に行われた蓮田市議会定例会では、ワクチン接種やトイレトレーラーの導入に関する問題が中心に議論されている。この会議では、特にワクチン接種に関する進捗状況が議員からも市民からの要望と共に注目され、多くの具体的な報告がなされた。
ワクチン接種状況に関する詳細では、65歳以上の高齢者の接種が進んでおり、1回目の接種率は約79%に達しているが、事務手続きに課題が残っていると報告された。長谷部幸一健康福祉部参事は、予約の難しさを認識し、ワクチン接種が希望者全員に行き届くよう、柔軟に対応していく考えを示した。
市では、デジタル弱者に対する配慮もあり、電話や窓口での予約に力を入れつつある。特に高齢者が多く、デジタルデバイドが顕著な状況にあり、今後の具体的な改善策が必要である。集団接種会場では、当日の余剰ワクチンの取り扱いや、予約システムの見直しを行うとし、万全を期す方針である。