令和5年12月12日に行われた蓮田市議会定例会では、市議員による市政に対する一般質問が行われた。武藤康史議員が最初に質問し、令和6年度の予算編成方針や、市民世論調査の結果を踏まえたサブアリーナ建設について言及した。武藤議員は、議会配布資料として蓮田市民世論調査の結果も共有した。調査の結果、サブアリーナの建設について賛成がなんと30%に留まることが明らかになった。これに羨望する声が上がっている。特に、調査結果を受けて、サブアリーナの必要性及び優先順位について再検討すべきという意見が増えつつある。
市では、サブアリーナ建設の意義を強調しつつも、積極的に市民の声を聴く必要性が高まっていると認識される。市長は「議会の議決を得て進めている」と述べ、引き続き、市民の意見を尊重しながら計画を進行させる意向を示した。その一方で、地元の商業振興への寄与や、スポーツや文化の振興につながることを重視し、サブアリーナの整備を進めていく必要性も語られた。市民としては、優先順位の高い施策が進められることを期待している。
議論はサブアリーナ建設に限らず、その他の公共施設の整備についても広がり、特に学校施設の整備と連携して行うべきという意見が多くの議員から上がった。これに対し、市は予算の組み方や、今後の施設整備計画を明確にし、透明性の高い情報提供を求められるようである。市民世論調査の結果に意識を向け、どのように施策に反映させていくのか、引き続き注目が必要である。