令和5年6月28日、蓮田市議会において定例会が開かれ、各議員による一般質問が行われた。災害時の対策に関して、近藤純枝議員は特に要支援者への避難計画や外国人への情報提供について強調した。
近藤議員は、大規模地震発生時の避難計画に対する市の考えを問うと、山口亨総合政策部長は、蓮田市には災害時に自ら避難困難な要配慮者を対象とした避難行動支援制度があり、その制度を通じた個別計画の作成と支援者の協力に基づいた避難を行っていると説明した。さらに、外国籍住民への個別対応の必要性についても市は認識していることを示した。
また、学童保育所に関する質問では、待機児童数からみて、現在の状況への対応策や今後の民間事業者の利用についての検討が求められた。小宮雪晴生涯学習部長は、保護者のニーズに応えるための考えを述べ、民間利用が進む中での更なる対応策についても言及した。
投票しやすい体制づくりの観点から、選挙管理委員会の計画や取り組みについても質疑が行われた。特に、18歳から20歳未満の若年層の投票率を上げるための具体策についても議論が交わされた。
さらに、文化施設としての書店の誘致についても議員から提案され、駅近くに書店を設置することで地域の文化発信を促進する意義についても認識されていた。