令和6年1月10日、上尾市議会第1回臨時会が開催された。
国民の代表として選ばれた議員たちが、重要な選挙を行う場となった。この日は、議長を務める浦和三郎議員が臨時議長として開会を宣告。続いて、昨年12月に行われた一般選挙のお礼を述べた。
市長の畠山稔氏は、能登半島地震の被災者へ哀悼の意を表し、迅速な支援を約束した。市民からの善意を被災地へ届けるために、募金活動を実施することを伝えた。また、職員派遣の準備も整えるとして、協力を呼びかけた。
議事に入ると、まずは議長選挙が行われ、田中一崇議員が25票を獲得し当選。田中議長は、議事の円滑な進行を目指すとの意気込みを述べた。
続いて、副議長選挙が実施され、井上茂議員が全票を得て当選。井上副議長は、公正な議運営を推進するとの決意を示した。この後、各常任委員会の正副委員長が選任された。
さらに、上尾、桶川、伊奈衛生組合議会や埼玉県都市ボートレース企業団議会の議員が指名推選され、選挙管理委員も決定した。特に、環境に配慮した取り組みを強化する姿勢が見えた。
最後に、閉会中の特定事件について、各委員会に継続審査を付託することが承認された。市長は、今後の物価高騰対策についても言及し、国からの給付金の迅速な支給に努める決意を示した。