令和3年12月27日、上尾市議会は12月定例会を開会した。
会議は午前9時30分に開始され、初めに議席の変更が行われた。議長の大室尚議員は、「議席につきましては、お配りしてあります議席表のとおり変更したい」と述べ、異議なしとのことで決定された。
続いて、会議録署名議員の指名が行われた。指名されたのは9番の小川明仁議員、10番の井上智則議員、11番の樋口敦議員の3名である。次に、会期の決定が議題に上がり、議会運営委員長の前島るり議員が「会期は本日から1月24日までの29日間」と報告し、異議なしと認められた。
また、議会報編集委員会の委員長、矢口豊人議員が「議会だより12月号が発行された」と報告した。198号となる今号は、議員の一般質問や審議された議案などが掲載されている。特に、一般質問に関しては24人の議員が81項目にわたって質問しており、その一部が優先的に議会だよりに掲載されている。
諸般の報告では、地方自治法第121条に基づき、市長等が出席し、請願等の処理経過が共有された。また、令和3年度上尾市教育委員会の事務に関する点検評価報告書も配布された。
市長、畠山稔氏は提出された議案の説明に入る。「今回の市長選挙では、多くの市民のご支援をいただき、引き続き市長として務めることになった」と感謝の意を示しつつ、引き続き市民のための施策を展開することを強調した。