令和2年3月23日、上尾市議会で定例会が開催された。会議では新型コロナウイルスの影響に関する議論のほか、各委員からの報告が行われた。総務常任委員会の新道龍一議員は、上尾市一般会計補正予算(第8号)の議案に関連し、「全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました」と述べた。議案第7号の令和2年度上尾市一般会計予算については、賛成多数で可決された一方、市長の給料及び副市長の給料の減額支給に関する条例の制定については否決されるなど、様々な意見が交わされた。特に重点的に議論されたのは、全小中学校の体育館へのエアコン整備や、具体的な保育所運営に関する提案だった。新道議員は「公立保育所の減少は求めませんが、既存の施設の利用促進については検討すべき」と発言した。
議案に対しては賛否が分かれ、各議員が意見を述べた。特に議案第25号については、多数の反対意見を受け、賛成する議員からも「市民感情に配慮すべき」との声が多く聞かれた。さらに、議案第35号から第38号の提案に際しては、具体的な生活支援の必要性についても広く議論された。