令和5年9月20日、上尾市議会定例会が開催された。議題には、物価高や食材高騰の影響を考慮した給食の提供問題が取り上げられた。
田島純議員は、給食提供の困難さに懸念を示した。地域の給食の状況から、昨年試食の機会を得た際、実際には栄養価の高い美味しい給食が提供されていることも述べた。しかし、物価高騰に伴う影響は深刻であり、現行実施の給食費が如何に影響を受けているかを聞きたいと主張した。
また、健康診断の重要性についても言及し、自身も健康をおろそかにしがちな人々に向けて啓発を進めたいとした。また、近年は台風や豪雨による水害が多発しており、その際の対応についても確認を求めた。特に、6月の台風では市の対応が問われ、今回の質問でもその詳細を尋ねる場面があった。
さらに、2024年問題の物流業界への影響や、今後のユニバーサルデザインの導入など、さまざまな議題が上がった。
議会では国際交流についても言及され、オーストラリアとの交流プログラムが紹介された。小池佑弥議員は、その意義を強調し、交流の意義を訴えた。
また、熱中症対策についても重要なテーマとして取り上げられた。特に、猛暑が続く中でボランティアによる見守り活動の重要性が確認され、今後の対策について市民と連携しつつ進めていくことが強調された。
文化施設の利用状況も報告され、各施設が地域密着型であることが確認された。さらに、地域資源を生かすため、双方向での波及的発展が期待される。
最後に、帯状疱疹ワクチンについての要望が上がり、県内での現状と課題が整理された。特に、上尾市の助成制度の拡充が求められる中、市長の状況把握と対応策も期待される。