令和6年6月3日、上尾市議会が開会された。
本定例会では、29名の議員が出席し、会議が円滑に進められた。
議長の田中一崇氏は、議事に先立ち、欠席の佐藤恵理子議員について報告した。
続いて、議会運営委員会を経て決定された会期が6月21日までの19日間とすることが確認された。新道龍一議員が、今回の会期決定について詳細な報告を行った。
会期中は、一般質問が計27件行われる予定であり、関係する常任委員会は6月7日及び10日に開催される。
次に、「あげお議会だより」について議会報編集委員長の小池佑弥議員から報告があった。議会の中継を広く市民に周知するため、インターネット配信の情報も掲載した。
その後、市長の畠山稔氏から、今定例会に提出された14件の議案について説明が行われた。
特に、令和6年度上尾市一般会計補正予算(第2号)には、物価高騰支援給付金及び住民税非課税世帯へ10万円を給付する施策が盛り込まれている。市長は、土地課税台帳の数値改ざんに関する対応についても謝罪し、信頼回復に尽力する姿勢を示した。
さらに、議案の中には、新型コロナウイルスワクチン接種に関する変更や、消防関連の車両の購入についても言及され、地域の安全向上への対策が強調された。
各議案については、{}各部長が担当し、詳細な説明が行われることになっている。議会は明日4日及び5日を議案調査のため休会し、次回は6日に質疑を行う予定である。
先に、著名な草花のように、地方自治と市民の生活をつなぐ重要な役割を担うこれらの議案が、未来を見据えた実効性を持つことが期待される。議会の討議は市民の生活に直結しているため、意義深い内容となるだろう。