令和6年3月上尾市議会定例会は、様々な重要なテーマについて議論が行われた。特に、災害時の対応や動物愛護、また市民の生活に密接するごみ処理問題については、議員から多くの意見と質問が寄せられた。
新藤孝子議員は、能登半島地震の影響と支援の必要性を強調し、高齢化社会における健康と福祉の重要性を訴え、老人福祉センターの改修について言及。特に、高齢者が集まる場の確保とコミュニティーの維持の必要性を指摘した。
平田通子議員は、災害時における避難情報の発令基準や適切なタイミングについて質問し、特に夜間の避難の必要性について強調した。自身の体験を交えながら、教育環境の充実も求めた。また、公用車の運用やバイオエネルギーの導入についても意見を述べた。
大室尚議員は、再生可能エネルギー政策やゼロカーボンシティの推進に関して多くの質問を繰り出し、特にＺＥＢ化や住宅政策における取り組みなどに触れた。上尾市のエネルギー政策の詳細と、その導入の進捗状況を問う形で、環境への配慮を促した。
金澤祥子議員も引き続き、上尾市の防災対策や動物愛護に関する質問を行い、特に防災担当職員の性別割合や育成について問題提起を行った。子どもたちの教育環境についても触れ、教員不足や質の確保が進まなければならないと訴えた。さらに、家庭系ごみの有料化に関して実施の予定や今後の展望を確認し、子育て世帯への配慮が必要であると強調した。
また、上尾市では、犬や猫の殺処分ゼロを目指す施策や飼い主のいない猫への支援についても重点的に取り組名無し|1読まれるような内容であり、特に地域での意識の高まりが見受けられた。市民からも多くの声が上がっており、今後の市政においてこのような取組みを更に進めることが求められる。