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新型コロナ対策で全員協議会、予算審議を優先

上尾市は令和2年3月2日、コロナウイルス対策をテーマに全員協議会を開催。行政の対応を支援する方針が確認される。
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令和2年3月2日、上尾市で全員協議会が行われ、コロナウイルスによる対策の重要性が強調された。

この日は新型コロナウイルスに関連した令和2年3月定例会の日程変更を協議するため、全30名の議員が出席した。議長の大室尚議員は、議会運営委員会からの要請を受け、急きょ全員協議会の開催を宣言。

事務局次長の塚越俊久氏は、議会は音声のみ録音する形式で進行することを説明した。議題は、コロナウイルス感染対策における議会の運営方針についてだ。多くの議員が、定例会の開催を優先する必要性を訴えた。

星野良行議員は、「市民生活に直結する重要な議題を扱う必要がある」と強調した。具体的には、予算審議やコロナ対策を急務として位置付け、議会を開くべきという意見を示した。精神的な重圧の中でも、コロナウイルスに対する対応について関心が高まっている。

井上茂議員は、議会を閉めるべきかどうかの立場から、集団感染のリスクを考慮しながらも、行政との連携を深めるための議会運営を重視する意向を述べた。議会が機能することが、行政の活動を支援する上で不可欠であるとして意見を述べた。これは、市民からの信任を受けた議会としての責任感から来ている。

戸野部直乃議員や他の議員たちは、一般質問を行うことへの意気込みを示しつつも、非常時であるという現状を鑑み、議会を休会にする必要があるか否かを慎重に議論した。市民が求める声に応えるため、議会の役割を再確認する一幕が見られた。

また、議長の大室議員は、実際に医師会からの情報が不足している状況を指摘し、議会としても積極的に情報収集を行っていく方針を示した。その上で、適切な形で市民に伝えることが、議会の重要な役割であると認識が広まった。

最後に議長から議会を閉会する旨の宣言が行われ、今回の全員協議会は終了した。議員一同、今後の新型コロナウイルス対策について議論を進めていく必要性を再確認し、平穏な社会の実現を目指していくことを誓った。

議会開催日
議会名令和2年3月全員協議会
議事録
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