泉佐野市議会は令和2年11月25日、第3回臨時市議会を開催した。
議会では、特別職の職員給与改正や職員給与関連の条例制定など、重要な議案が審議された。
まず、特別職職員の給与に関する議案第60号が提案され、政策監・総務部長の谷口洋子氏が説明を行った。特別職の給与について、令和2年10月の人事院勧告に基づき、12月の期末手当を0.05か月分引き下げる内容である。条文中の「100分の225」を「100分の220」に変更することにより、今後の給与取り決めに影響を及ぼすとされた。この議案については、質疑に異議はなく、原案通り可決した。
次に、職員の給与に関する議案第61号が審議された。これも谷口洋子氏からの提案であり、こちらも人事院勧告に基づく改正である。職員給与条例の一部を改訂するもので、「100分の130」を「100分の125」にするなどの変更が提案された。こちらも問題なく進行し、議会一同は原案を承認した。
さらに、議会報酬関連の条項を改正する議員発議第22号が上程され、修正内容は本年度の人事院勧告に従うものであり、同じく期末手当が引き下げられる方針である。これも全員一致で支持を受け、そのままの形で可決に至った。
最後に、議会運営委員会の継続審査についての議案が提出され、出席した議員たちの異議なしで決定された。このことで、引き続き議会の運営は円滑に進行することが期待される。
全体として、本日の臨時会は滞りなく進行し、すべての議案が原案の形で可決された。議会は昼間に閉会となり、次回の会議に向けた準備が整った。出席議員全員が意見を述べることなく円滑に終了したことに、議長である向江英雄氏も清々しい感情を表明している。