令和5年3月22日、泉佐野市議会は定例会の第2日目を迎え、様々な議題が討議されました。
最初に、一般質問が行われ、公明党の大庭聖一議員が質疑に立ちました。
大庭氏は、まず文化財について言及し、日本遺産に関する取組や衣通姫の知名度向上について質問しました。
「本市では全国的に珍しい3つの日本遺産があります。それに関連した施策をもっと強化したい」と述べました。
次に、健康問題をテーマにした質問では、
「コロナ禍で健康意識が高まっている中、早期の検査・検診を推進し、健康寿命を延ばす施策が求められる」と指摘しました。
健康都市推進担当理事の田平昌代氏は、検査・検診の受診率向上に向け努力していると答えました。
また、福祉施策に関して朝食堂の取組を紹介し、「朝食を食べて来ることができる環境づくりは重要だ」と強調しました。
加えて、観光施策も重要な議題とされ、「インバウンド受入れ環境の整備が必要」と述べ、観光DMO推進担当の坂口隆氏が観光施策の進捗について答えました。
セミナーやマラソンイベントによる地域の魅力発信が進んでいるとも報告されました。
さらに、経済施策では、地域ポイント「さのぽ」の活用が評価され、今後の更なる拡充が期待されます。
また、町会の加入率の低下が問題視され、政策監は「役員の負担軽減が必要」と認識を示しました。
さらに、障害者手帳のデジタル化について、
「社会のデジタル化が進む中、早急に対応していく必要がある」と語りました。
最後に、インボイス制度について、
「制度導入に伴う影響を市民に周知し、支援策を講じる予定」と明かしました。