令和3年3月23日、泉佐野市議会は定例会の第4日目を迎えた。
今回の会議では、特に気候変動対策に関する請願が注目を集めた。これに対し、委員会での慎重な審査が行われ、全員一致で請願の採択が決定された。請願者は、「気候変動への対策を早急に講じる必要がある」と強調した。
また、議案第1号から第3号に関する審査も全員異議なく承認され、特に泉佐野市防災備蓄倉庫に関する条例の改正が重要視された。委員長の西野辰也議員は「防災備蓄は市民の安全を守るために不可欠だ」と述べ、原案通りの承認を目指した。
総務産業委員会では、議案第7号である令和2年度の公共用地先行取得事業の特別会計補正予算が説明され、慎重に審査された後、原案通り承認される見込みであると報告された。
さらに、厚生文教委員会においては介護保険条例の改正が取り上げられ、全員異議なく採択された。土原こずえ委員長は「高齢化社会に対応するため、この改正は非常に重要」とコメントした。
今定例会では、令和3年度の一般会計予算も審議され、賛成が多数を占めた。長辻幸治予算特別委員会委員長は「この予算は市民の生活を支えるために必要不可欠である」と述べ、慎重な審査を経ての賛成を求めた。
その一方で、議案への反対意見も出ており、福岡光秋議員は「この予算案には無駄が多く、特に外部委託に対しては疑問を呈する」と主張した。