令和3年12月17日、泉佐野市議会は定例会を開催し、重要な補正予算案を承認した。この予算案は、新型コロナウイルス対策を目的としたもので、総額16億7,975万7,000円の追加が計上されている。
今回の補正予算には、新生児に対する特別給付金の支給や、子育て世帯への臨時支援金の支給が含まれている。政策監・市長公室長の北川和義氏が説明を行い、新生児に対しては10万円、さらに子育て世帯に対しても10万円の給付を行う方針を述べた。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していることから、経済的支援が求められる中、市の対応が期待されている。
この補正予算については、質疑応答に際し、異議が出なかったため、原案通り決定された。また、会議では常任委員会や特別委員会の継続審査についても議題に上がり、各委員会の件についても問題なく承認されている。
議長の向江英雄氏は最終挨拶において、コロナ禍での議会運営について言及し、リモート参加やオンライン研修の取り組みを強調した。議会改革推進委員会においても新たな生活様式に適応するための方策が検討されており、今後の進展が注目される。
市議会では、より良い泉佐野市の実現に向けて、議員や市民との連携を重視した取り組みを続けていく方針が示された。これにより、住民全体の生活向上に寄与することを目指す意向が明らかにされた。希求される生活水準の維持に向けた努力には意義があり、今後の対策が期待される。