令和3年阪南市議会の第1回定例会が再開され、様々な議案が審議された。
議会はまず、令和2年度阪南市一般会計補正予算の可決について議題に取り上げ、各常任委員会の審査結果報告が行われた。
総務事業常任委員長の畑中譲議員は、議案第14号について「全会一致で原案どおり可決すべきものと決定した」と報告した。
続いて、厚生文教常任委員長の見本栄次議員も同様に、議案の可決を報告し、「全会一致で原案どおり可決すべきものと決定した」と強調した。
両委員長の報告を受け、質疑及び討論は行われず、議案は可決される運びとなった。
日程第2では、市道路線認定を含む複数の議案が討議された。これについても、畑中委員長は「いずれも原案どおり可決すべきものと決定した」と報告し、意見交換は行われなかった。
特に注目されたのは、令和3年度阪南市一般会計予算に関する議案であり、予算審査特別委員会からの報告があった。二神勝議員は「全会一致で原案どおり可決すべきものと決定した」との結果を伝え、各議員が協議した内容を詳述した。また、この議案については附帯決議が提出され、議会全体の支持を得て採択された。
一方、議会議案第3号では議員報酬の削減が提案されたが、論議の結果否決された。この決定は、議員自身の身を切る改革が必要とされる一方で、個々の意見が割れた結果でもあった。
最終的に委員会条例の一部改正や様々な議案の可決が行われ、議会は閉会となった。議長の中谷清豪氏は、行政の推進に尽力した職員に感謝の意を示し、本定例会を閉じた。「全ての議案は可決され、今後の阪南市の発展に寄与することを期待したい」と述べた。