令和3年12月、阪南市議会が開催され、教育現場や地域社会における様々な課題に対する施策が議論された。
特に重層的支援体制整備事業に関する議論では、この年度に本市が行う包括的な支援体制の重要性が強調された。この事業は、複雑化した支援ニーズに迅速かつ柔軟に対応するためのものであり、教育委員会は断らない相談支援や地域づくり支援を一体的に実施すると述べた。宍道 厚治健康福祉部長は、「過去のモデル事業から引き続き、地域包括支援センターとの連携によって、地域の課題に対する支援体制を強化していく」と述べた。
また、生理用品の無償配布についても議論され、男性および女性の子どもたちが生理の貧困に直面しないよう、学校や市民福祉活動を通じて支援を行っていることが紹介された。市は防災備蓄品を活用して生理用品を配布しており、生活困窮者に対しては自立相談支援事業を通じでも支援が行われているという。
さらに、道徳教育とキャリア教育についても話題になった。教育長は、「道徳教育は子供たちの心を育むために重要であり、心情・判断力・実践意欲を養うことが目的である」と強調した。特に、主権者教育を通じて子供たちが社会の問題解決に向き合う力を育むことが重要だと述べた。
阪南市の公共施設の在り方や活用方法について、地域の教育資源を最大限に活用し、子どもたちの成長を支えるための工夫が求められている。特に、旧東鳥取小学校の校庭を地域の子どもたちが遊べる場所として開放するアイディアも出されたが、安全性に課題があるとされている。
最後に市のイベントについて、ふるさと大使である福田 周平選手らとのコラボレートで新たな企画が期待される。市民が参加できるイベントを通じて、阪南市の魅力を発信し、地域の活性化につながるよう努める意向が示された。