令和2年阪南市議会第3回定例会が開催され、多くの議題が討議されました。
代表質問では、「新型コロナウイルス感染症対策」や「図書館、公民館の指定管理者制度導入」の重要性が取り上げられました。議員各位が市民生活の向上を目指す中で、これらの施策の具体的な進捗も問われました。
特に公民館については、地域住民の福祉向上のため、運営を自主的な営みとする重要性が強調されました。過去に複数の委員会で、その導入が議論されてきましたが、その方向性について意見の食い違いがあることが示されました。
図書館については、その役割の重要性が議論され(-大阪狭山市や東大阪市など指定管理者制度の実例が引かれ)、視聴覚教材や情報の提供が地域の知的な活動に寄与していますが、指定管理者制度の導入には、その影響が及ぶ側面が多いとされており、慎重な進行が必要とされているようです。
公民館運営についても、市民主導の運営が望ましく、その役割を強化する必要があります。市長は、「地域力と自治を育むために、公民館の機能を強化していく必要がある」との認識を述べました。
また、住民センターの整備や、災害時における避難所としての機能強化についても協議され、特に、市民が集い活用する場としての役割が期待されていることから、この施設の重要性も見過ごせないでしょう。
最後に、新型コロナウイルス対策において、地域活動への支援が求められています。特に、今後の生活様式の変化に対応した施策が重要です。市の行政も、このような世間の動きに合わせ、柔軟に対応していくことが求められていると認識されました。