令和2年10月6日、阪南市議会第2回臨時会が開会した。
出席議員は全て14名であることが確認され、異議なく会期が10月8日までの3日間で決定した。
議事は、最初に日程第1として会議録署名議員の指名が行われ、角野信和議員と見本栄次議員が選任された。
次に、日程第3では議案第62号「財産の譲渡について」が討議され、森貞孝一総務部長が説明を行った。
関西電力送配電株式会社に対する土地の譲渡に関する内容であり、議案は質疑なく可決された。
続いて、議案第63号「財産の取得及び無償譲渡について」が議題に上り、伊瀬徹生涯学習部長が子育て世帯向けの商品券支給に関する説明を行った。その後、議案も拍手で可決され、子育て世帯の負担軽減と地域振興が盛り込まれた。
後半、二神勝議長の辞職が報告され、これも異議なく許可された。議長選挙は予定通り実施され、新議長に中谷清豪議員が選ばれた。中谷新議長は就任祝いの挨拶をし、コロナ対策への取り組みや安全で住みやすいまちづくりへの意気込みを述べた。
その後、副議長選挙も行われ、福田雅之議員が選任された。彼も再任の挨拶をし、役職に対する責任感を強調した。
最後に、各種委員会についての選任があり、全ての議期を無事終了。議長の進行で臨時会は閉じられた。
本会議では、特に市の財産の譲渡・取得についての議案が地元経済への影響を考慮して検討された。全議案は予想通り異議なく可決された。議会選任も円滑に進行し、全体を通じてスムーズな議論と決定がなされたことが印象的であった。