令和3年12月13日、浦添市議会の定例会において、様々な議題が討論され、特に「てだこ浦西駅周辺整備」や「浦添市社会福祉協議会への業務委託」といった重要案件が取り上げられた。
まず、てだこ浦西駅周辺整備については、「真栄城 玄誠議員」から重大な進捗状況の確認が求められた。これに対し、「仲西 信雄都市建設部参事」は事業計画の進捗率を89.2%と報告し、完成時期が令和6年度であることを説明した。特に、関連インフラの整備状況も考慮し「周辺道路や上下水道の整備も進めており、令和3年度中に完了する予定です」と強調した。
さらに、道路整備の進捗に関して、「真栄城 玄誠議員」は、周辺住民の利便性に直結する問題であると指摘し、地元経済への影響を訴えた。「最近では周辺住民からのアクセスの悪さによる声も多く、迅速な整備を期待しています」と述べた。
次に、浦添市社会福祉協議会への業務委託に関する質問もあり、「高江洲 幸子福祉健康部長」が社会福祉の推進に向けた取組みを展開していることを説明した。「我々としては、今後も地域福祉の強化に努める方針です」と述べた上で、「具体的には、障がい者支援や高齢者の自立支援といった事業において連携を強化していきます」と発言した。
さらに、議員からの指摘を受け、「浦添市学童クラブの運営」が取り上げられた。各クラブの運営において、保護者の負担軽減が求められる中、「与那覇 純子こども未来部長」が、「学童クラブでの補助金交付基準については年度ごとに見直しを行い、より制度を充実させる方針です」と発言した。
「沖縄県観光目的税制度の導入」についても意見が交わされ、この制度の必要性を確認する声が多かった。観光業復興の視点から市場調査を進め、導入を検討していく姿勢が示された。「真栄城 玄誠議員」は特に、「この制度を導入することで、観光振興の財源確保に繋がるだけでなく、地域経済全体の活性化にも寄与します」と強調した。
これらの議題を通じて、浦添市議会は地域の発展のため、確実な施策を行っていく誓いを新たにした。本市は今後も、地域住民の声をしっかりと受け止め、次世代に繋がる政策を進めていくことが求められる。