令和元年12月13日、浦添市議会では第191回定例会が開催された。この日は議案第78号から議案第101号までの重要な議題が扱われ、特に補正予算に関する議案が多く上程された。
特に注目すべきは、令和元年度の一般会計補正予算（第3号）に関する議論であった。西銘健議員が質疑を行い、側溝設置工事の必要性を強調した。下地輝史都市建設部長は、市道内に新たに側溝を設置する必要があると述べ、工期は2月から9月の予定であると説明した。議会では、民間地に損失を与えている現状の改善を急ぐべきだとの意見が多数を占めた。
また、議案第79号においては、浦添市国民健康保険特別会計の補正予算が審議された。質疑では地域福祉の充実に向けて、さらなる予算が必要との意見が出された。一方、議案第80号の土地区画整理事業に関しては、都市開発の進展を促すための証拠として納得のいく説明が求められた。
さらに、浦添市の給与に関する条例改正も議題に上がり、職員給与の透明性に対する期待が寄せられた。地方自治法上、給与制度の見直しは今後の政府の方針に基づくものであり、長期に渡る人材確保の視点が重要視されている。
廃棄物処理に関する議案も承認され、高齢者や障がい者に配慮したごみ袋の導入が提案された。野村雄市民部長は、可燃ごみ袋の導入方針に言及し、中サイズから導入する理由として高齢者の利便性を挙げた。議会内ではさらなるサイズ展開が必要との声もあった。
最後に、障がい福祉関連の複合施設の設置に関する条例案が話題になり、福祉の充実と地域対応の強化が求められた。全体として、浦添市の経済発展、福祉向上、地域活性化を目指す議論が活発に行われた本会議であった。