令和6年3月7日、浦添市議会の定例会が開かれ、多くの議案が審議された。
中心議題は「令和5年度浦添市一般会計補正予算」と「人権擁護委員候補者の推薦」であった。特に一般会計補正予算に関しては、詳細な質疑が行われた。又吉健太郎議員は、災害時備蓄食糧及び保管倉庫等整備事業の予算減について質問。整備率が約70%であり、「整備を急ぐ必要がある」と強調した。
また、比嘉克也総務部長は予算減の理由を「台風の発生などで業務が多発し遅延したため」と述べた。市は「今後は計画通り整備を進める」との方針を示したが、又吉議員は「事前の準備が必要」と強調し、次年度にはより早い時期に執行するよう要請した。
さらに、市内の防犯灯のLED化が完了したことに対する質問もあった。石坂ひとみ市民部長は、全166基がLED化されたことを報告し、補助金は今後も自治会の負担軽減を目的として実施されると説明した。
人権擁護委員候補の推薦についても適切に審議され、無事に推薦されることが決定した。市政における新たな動きが見られ、おおむねスムーズな進行がなされた。
また、他の議案についても福祉関連や水道事業など、幅広い議案が取り上げられたが、ひとまず会期中に委員会に付託され、慎重に審議される見通しとなった。