令和4年6月7日に開催された会議では、8件の新規受理陳情が報告され、各委員会へ付託されることが決定した。
特に、女性トイレの維持や安全確保に関する陳情については多くの関心が寄せられている。「女性スペースを守る会」の代表を務める飯野香里氏は、陳情が「性自認」に関する慎重な議論を求めるものであると強調した。
また、「海の日」の固定化に関する陳情も挙げられた。海事振興連盟の衛藤征士郎会長は、祝日を7月20日に設けることが国民にとっての象徴的な意義を持つと述べた。
子供たちのマスク着用については、2件の陳情が提出された。子どもの未来を考えるアンマーの会の代表である比嘉千加子氏は、現行のマスク着用が子供の健康に与える影響に注意を促した。
福祉分野においては、ケア労働者の処遇改善や介護保険制度の見直しに関する陳情が目立っている。沖縄県社会保障推進協議会の新垣安男氏は、介護保険の抜本的改善を求め、プレッシャーをかけ続ける意向を示した。
また、中国共産党による臓器収奪の即時停止を求める陳情もあり、これは最新の人権問題として多くの注目を集めている。このような新規陳情は、今後の政策決定に影響を与えると予測されている。