第195回浦添市議会臨時会では、重要な議案がいくつか採択された。
特に、教育長の任命や令和2年度の一般会計補正予算が重点的に議論された。市長が提出した議案第27号については、當間 正和教育長を任命することが承認された。
また、一般会計補正予算(第1号)は原案が可決された。これにより、浦添市の財政状況がさらに明確になることが期待されている。市長はこの件について「市の発展のために必要な措置である」と述べている。
さらに、複数の専決処分に関する議案が承認された。議案第29号においては、浦添市税条例等の一部改正が認められ、議案第30号では、固定資産税の課税免除に関する改正が承認された。
特に注目されるのは、普天間基地からの泡消火剤流出・飛散事故に関する意見書と抗議決議である。これらは、議員からの提出によるもので、議案第4号及び第5号として原案が可決された。議員は「この事故は市民にとって重要な問題であるため、我々は早急に対処すべきだ」と強調した。
これらの採決は全て令和2年4月24日に行われており、今後の浦添市の政策方向に大きな影響を与えると見込まれている。市長は、「これからも市民の意見を反映しつつ、発展に向けた取り組みを進めていく」と述べた。