令和5年9月15日、浦添市議会で開催された第206回定例会では、一般質問が行われ、市民の関心が集まる様々な分野にわたる議論が展開された。
特に、災害に対する市の対策の重要性が強調され、金城大輔議員は環境保全活動や災害対応を通じた市の取り組みについて質問した。松本哲治市長は、「アースデイインうらそえ」というイベントにおいて、多くのボランティア参加者によるビーチクリーン活動が実施されたことを報告し、環境問題に対する市の積極的な取り組みを述べた。さらに、市の防災体制についても、過去の台風による被害やその対応策が議論され、議員たちは市民生活を守るための情報提供の重要性を再確認した。
また、金城議員からは、公共交通計画の一環として、うらちゃんminiの運行再開に関する質問もあり、運行が難しい現状や代替策についての説明も相次いだ。地域交通の課題に対して、仲西信雄都市建設部長は、「公共交通を最大限に活用し、地域のニーズに応じた交通方案について進めていく」と述べた。
スケートボードパーク整備の計画に関しては、地域からの要望が高まっていることを受け、どのような施設が適切かなどの専門的な意見を今後取り入れながら進めていく方針が示された。これに加え、児童生徒の教育場面でのICT活用についても話題となり、特に外部専門家の意見を取り入れる重要性が言及された。