令和元年9月13日に開催された第190回浦添市議会定例会では、複数の重要な議案が審議された。
その中でも特に重要な議案は、令和元年度浦添市一般会計補正予算(第2号)についてである。この補正予算は、市民生活への影響が大きく、さらなる議論が求められる内容であった。具体的には、亀川 雅裕議員が質疑を行い、総務費寄附金の減額理由について詳しい説明を求めた。下地 節於企画部長は、ふるさと納税の返礼品の規制により、従来得られていた額から減収する見込みであったと説明した。
更に、この補正予算においては、ふるさと納税の寄附金に対する市の清見も段階を追って議論され、寄附金の地場産品への振り替え指針が再確認された。また、税収の安定を図るための方策も提案された。
議案第42号、平成30年度浦添市一般会計歳入歳出決算認定については、議員から数点の質疑が上がった。特に不納欠損に関する質疑が波状的に行われ、市の財政運営の透明性が求められた。石原 正常財務部長は、3年間の不納欠損額の推移を示しつつ、収納率改善の努力を強調した。
また、市民生活に直接関連する案件として、議案第46号浦添市介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、保険料が過去5年間でいかに変更されてきたかが示され、今後の制度運営に対する懸念の声も強かった。